1969-06-24 第61回国会 参議院 社会労働委員会 第26号
特にいま日赤でやられるのは、わずかガンマグロブリンを少しおとりになるだけだと聞いておるわけでありますが、もし、そういうことがほかのほうでできるなら、そういう研究機関を設けるなり、あるいはまたそういう審査なり、あるいはまた何とか懇談会とか、何か日赤の中にそういう研究機関を設けて、廃血になったらすぐそちらに、製剤所にまかせて、製剤所をまた指定してもらうのはむずかしいでしょうから、何かそういう機関で合理的
特にいま日赤でやられるのは、わずかガンマグロブリンを少しおとりになるだけだと聞いておるわけでありますが、もし、そういうことがほかのほうでできるなら、そういう研究機関を設けるなり、あるいはまたそういう審査なり、あるいはまた何とか懇談会とか、何か日赤の中にそういう研究機関を設けて、廃血になったらすぐそちらに、製剤所にまかせて、製剤所をまた指定してもらうのはむずかしいでしょうから、何かそういう機関で合理的
そこで、先ほど御指摘のございましたように、東京の中央日赤で現在そういうような製剤所をつくる計画を持っておるわけであります。私どもはこれについては、日赤のやっております献血で、先ほど申しましたように、廃棄せぜるを得ない血液というものが、今後末端等で、いろいろ先ほど御指摘を受けておりますように、誤解なり何なりを受けないように、日赤自体でこれは処分する。
今お述べになりましたように設備や人、あるいは資材等のもとで押えて行くという御意見については、私どももまつたくさように考えておりまして、今後つくりますものは、現在四十くらいありまする製剤所を十数箇所ないし十くらいのところにしたいというわけで、今関係方面と打合せをしております。これらは相当基準も高い技術を持ち、相当の設備を持ち、相当の資材の配給、監督の目の届くものにまず製造させる。
たまたま御承知のような一製剤所の不注意のありましたために、しかもそれが國家の檢定の目をくぐりまして、かような悲惨な事件が起きて何ともおわび申し上げようもないことをしでかしてしまつたわけでございますが、それからさらにあのことにつきましては、あるいはさらに從來より一層嚴密な國家檢定をするように規則等を改めますとか、あるいはさらに製剤所は檢定だけでは間に合いませんから、技術も人も十分そろつたいい製剤所でかようなものはさせるというようなことにいたしますとか
それからこの際もう一つ、はつきりした御答弁が伺いたいと思いますことは、先ほど來予防接種の一時中止、そうしてその間に不良製品の再檢査をし、あるいは責任ある製品ができてから注射をするというような御答弁を伺つたのでございますが、私は先日の本会議でも御質問いたしましたように、この際思い切つて政府当局におきましては、國立の製剤所をお持ちになつて、國みずからが責任を持つて製藥なさる御意思があるかどうか。
便宜一應私は三つに責任問題を分けて考えることができると思うのでございますが、その第一はこの行政上の監督といたしまして、製剤所に対する行政上の責任、第二はこれを檢査、檢定、拔取りなどをいたしました大阪府廳の吏員に対する責任、並びにこれを監督しておりまする大阪府衞生部長、大阪府の知事に対する責任、それから第三はこれを更に監督いたしておりまする厚生省の責任、この三つに分けて考えたいと思います。
それから更にこういう難かしい生物学的製剤をいたしまするものにつきましては、その製剤所に專任の製剤監視官というようなものでも置きまして、常にこの製造の過程を監督しながらやつて参りたいというふうな措置が必要じやないかというようなことで、これはまあ内輪だけのことでございまして、いろいろ関係の方面、或いは又若干の予算等も必要でございますので、はつきり今ここで申上げるわけには参りませんが、先程から申しておりますように
私は、この点に関して、当局は行政上の責任を痛感し、國民に対してその不明を謝し、その罪を謝すると同時に、強制接種等の特殊なワクチンのごときは、國立製剤所を設置し、または國が責任あるメーカに委託して製造をなすべきが当然と考えますが、総理大臣並びに厚生大臣のお考えを承りたいと存ずるのでございます。
次に、事件を起しました研究所に対していかなる監督を行つておつたかということの御質問であつたと思いますが、細菌製藥につきましては、その重要性にかんがみまして、製剤所を許可いたします際に主任技術者の嚴重なる資格審査を行つておりますが、右の主任技術者に対しましては、昭和二十二年に数回にわたりまして指示並びに講習を行い、また監視員に対しましては、三回余り打合せ指示を行つておりますが、製造方法の指導並びに檢定申請
この不幸な現象を惹起いたしましたのも、やはり製剤所の所員の人々の責任感の薄らいだことが、こういう問題を起したものと私は思ふ、私は、おそらくモルモットのかわりに子供を犠牲にしたというふうには、解釈いたしておりません。けれども今まで大丈夫であつたのだから、なあにこれでいいだろうということで、責任ある工程をとらなかつたことが今日のこの問題を起しておる。あるいは監督官にしてもその点がある。
まず一番の原液をつくりました製剤所側の責任と、それからこれを國家檢定をいたし、あるいは採取して参るというような仕事の第一線の官吏、公吏の側における責任と、第三はこれを監督いたします厚生省の責任というようにわけて申し上げる方がよいかと思いますが、その中でまず第一の製剤所の方における責任につきましては、これは先ほど大臣からも御答弁がありましたように、一應私どもの方としては適当でない、責任があるものというような
これに対して、政府の指定した製剤所であつたならば、これらの入用なものならば、再優良品を必要なだけ保障してやらなければならぬ。一面責めるだけでは私はむりだと思う。資金の回收が半年もかかるというようなことは、あまりにも私には不可解なことだと思う。これに対しまして御答弁を願います。
○榊原(亨)委員 この製剤所は今までに檢定に合格した藥品を出しておりますか。